小松菜は生でも食べられる!

小松菜を生で食べる効果

年間を通じ、比較的安定した価格で購入することのできる小松菜は冬が旬の野菜です。虫害などの被害に遭いやすい葉物野菜の小松菜ですが、品種改良が盛んに行われ、最近では夏場でも無農薬や低農薬などの安心安全なものも数多く売られています。特に全国の小松菜専業農家さんはできるだけ農薬を使用しないような土壌づくりを行なったり、冬場は無農薬で育てたりと、年間を通じていい小松菜を育てるために努力しているのです。

そんな小松菜は、実は生でも食べられます。ほうれん草と違ってアクも少ないので、葉っぱの柔らかい部分などサラダに入れて食べることで、水や熱に弱いビタミンやミネラル分を損なうことなく、効果的に摂取できるのです。生で食べてみたいけどちょっと抵抗があるという方に、簡単で食感も楽しめるサラダをご紹介します。

用意するものは、ごま油、ちりめんじゃこ、小松菜、塩胡椒のみです。

洗って食べやすい大きさに切った小松菜をボールに入れます。フライパンにごま油を入れ、ちりめんじゃこを揚げるように炒めます。カリッと揚がったら、フライパンに入ったごま油ごとボールに入れ、小松菜と和えます。塩味が足りなければ、ここで塩胡椒を足してください。

油と一緒に食べることでβカロチンを効果的に摂取できますし、ちりめんじゃこに含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を良くする効果もあります。簡単で栄養バランスも良いサラダをぜひお試しください。小魚が苦手な方やベジタリアンの方は、ちりめんじゃこをナッツに、ごま油をオリーブオイルに変更しても良いでしょう。

 

美味しくて体の中から綺麗になる小松菜スムージーもおすすめ

小松菜が生で食べられるとはいえ、茎などの固い部分をバリバリとそのまま食べるのは抵抗があるという方には、スムージーをおすすめします。海外セレブや美容に関心の高い女性が、オーガニックの野菜やフルーツを使って作るスムージーを毎朝飲んでいる、という記事を読んだことがある方もいるのではないでしょうか?小松菜を含め、野菜や果物を全て食事として食べるとなると、準備や調理が大変ですし、調理法によってはせっかくの栄養分が損なわれてしまうこともあります。その点、スムージーにしてしまえば小松菜も生のまま使えますし、飲んで綺麗になるという手軽さから続けられる方も多いのでしょう。ジューサーミキサーを持っていないという方でも、最近は1人分だけ作れて、容器がそのままドリンクボトルになる商品も販売されています。ご予算と相談の上、生活スタイルに合ったジューサーをぜひ手に入れてください。

スムージーの良いところは、体調に合わせ、材料の組み合わせを変えられることです。基本の材料としては、小松菜、バナナ、ヨーグルト、ハチミツなどを準備しておき、そこに、りんごやにんじん、季節のフルーツを足すと良いかと思います。

また、暑い夏にはおかずにもなる冷たいスープも作ることができます。小松菜に豆腐、麺つゆ、生姜などを足して作るスープスムージーは、夏バテ予防にも効果的です。