小松菜の料理はナムル、炒めもの、煮物、あえものなどありますが、いつもとは違ったレシピで小松菜を食べたくなる時もあります。そんな時におすすめしたいのが、海の幸を使った小松菜料理です。比較的手軽にご自宅でできる、小松菜と海の幸を使ったレシピがあります。
「小松菜とあさりのさっぱり炒め」のレシピ
小松菜は味がそこまで強烈ではないので、あさりとの相性も抜群です。あまり貝類を食べることがないという方もぜひ挑戦してみてください。
小松菜とあさりのさっぱり炒めの材料(2人前)は、小松菜2株、あさりのむき身80g、醤油大さじ1、みりん大さじ1、サラダ油(もしくはグレープシード油)適量です。
小松菜はよく水洗いし、根本をカットし、4cm大にざっくり切り分けておきます。あさりは塩水で洗い、よくぬめりを取ります。フライパンに油を引き、まず小松菜を炒めます。葉がしんなりし始めたところであさりを入れ、よく炒めます。あさりに火が通ったところで醤油とみりんを加え、よく炒めます。全体に味が行き渡ったら、出来上がりです。
今回は和風な味付けですが、洋風にもチャレンジしたいという方は油をバターに変え、調味料は醤油とみりんではなく、塩胡椒にしてみましょう。さらにまろやかな味わいを求める方は、小麦粉、バター、牛乳でホワイトソースを作り、炒めた小松菜とあさりと混ぜ合わせてみましょう。冬場であれば、少し硬めにホワイトソースを作り、グラタンにするのもおすすめです。ホワイトソースに炒めた小松菜とあさりを加え、さらにとろけるチーズを上にまぶして、オーブンで焼けば出来上がりです。
「小松菜とエビのクリーム煮」のレシピ
貝はちょっと…という方や子供にも良いレシピをお探しの方は、小松菜とエビの料理をお試しください。
「小松菜とエビのクリーム煮」の材料(2人前)は、小松菜1~2株、エビ(できれば殻付のもの)10尾、玉ねぎ1/2個、牛乳1カップ、チキンスープの素小さじ1/2、塩・胡椒・バター・小麦粉少々です。
小松菜は根元を切り、葉と茎に分けた上でそれぞれ4cm大に切り、水に浸けておきます。5分ほどしたらザルにあげ、よく水気を切っておきます。エビは塩水でさっと洗い、殻をむきます。背わたは取り除き、塩、胡椒、小麦をそれぞれ少々まぶしておきます。玉ねぎは薄切りに切っておきます。スープの素はお湯1カップに入れ、溶いておきます。ここまでが下準備です。
フライパンにバターを溶かし、玉ねぎとエビを入れて炒めます。エビは色が変わるまでしっかり炒め、火が十分に通ったら一度お皿に出しておきます。炒めた玉ねぎに小麦粉大さじ1と1/2をふりかけ、なじませながら1~2分炒めます。牛乳、スープの素を2~3回に分けて入れ、よく混ぜます。この時、粉がだまにならないようによく注意しましょう。小松菜の茎、葉の順に入れ、炒めます。最後にエビを戻し、塩胡椒したら出来上がりです。