おいしくて栄養価が高い小松菜の選び方

おいしい小松菜を選ぶためのチェックポイント

売り場にたくさん並んでいる小松菜、一番おいしいものを選びたいと思うことでしょう。でも、どれが一番おいしい小松菜なのか、実際に食べるわけにはいかないので、見た目で判断しなければいけません。おいしい小松菜を選ぶポイントは「色」「形」「大きさ」です。この3つのポイントをよく見て、おいしい小松菜を買いましょう。まず色ですが、葉を見て濃い緑色のものがおいしい小松菜です。小松菜は茎を見ると薄緑ですが、葉は濃い緑色でその色が鮮やかで濃い方が味もよく栄養が高くなります。葉が白っぽいもの、黄色くなっているものは収穫してから時間が経っており、少し傷み始めている可能性があるので選ばないようにしましょう。そして葉の形はできるだけ厚みがあるものの方がおすすめです。張りがあってピンとしている葉のものが新鮮です。葉の張りがなくシナシナになっているものはやめましょう。また、葉が内側にくるんと丸まっているものもおすすめです。大きさについては、葉は大きい方がよいのですが、あまり大きすぎると葉脈が発達しすぎていて、歯ごたえが強すぎておいしくありません。売り場に並んでいる複数の小松菜と比較して、中ぐらいのサイズの葉のものがいいでしょう。葉だけではなく、できれば茎もチェックしてください。茎は全体的に薄緑の物が多いですが、この緑が濃い色の方がおいしいです。太さはできるだけ太いもの、特に根本に向かって太くなっているものを選びましょう。特に小松菜特有の「シャキシャキ」とした歯ごたえが好きな方は、茎が太いものの方がおすすめです。茎が白に近い、または透明になっているものは鮮度が落ちています。栄養も低くなってしまうので選ばないでください。品出しの時や他のお客さんが触って茎が折れてしまっているものが売られていることがありますが、できるだけ折れていないものの方がおすすめです。折れたところから早く傷んでしまうためやめましょう。どれも見た目で簡単に判断ができるポイントなので、お店で小松菜を買うときにはチェックしてください。

 

おいしい小松菜は栄養価が高い

見た目が少しくらい悪くても、小松菜自体の栄養価が変わらないならばいいのではないか、と思う方もいるでしょう。小松菜は鮮度が落ちるにつれて、栄養も少なくなってしまいます。葉物野菜なので、特に傷みやすいです。できるだけ新鮮なものを選んだ方が、味はもちろん栄養価も高くなります。最近では1年中スーパーに売られていますが、小松菜の旬は冬です。毎年12月から2月くらい、遅くても3月頭くらいまでが旬とされています。旬の小松菜は特に栄養価が高く味もおいしいので、冬に買うのはおすすめです。同じ小松菜を買うならば、できるだけおいしくて新鮮で栄養価が高い方がいいと誰もが思います。では、上記で紹介したポイントを押さえて、新鮮でおいしい小松菜を買いましょう。